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カテゴリ:本( 12 )

ストーリー・セラー 有川 浩 著

ストーリー・セラー

有川 浩 / 新潮社


以前読んだ「阪急電車」が面白かったので、読んでみました。

小説家を主人公にした話で、「StorySeller」に発表したsideAと新たに書き下ろしたsideBとで単行本化されたものです。

この物語に登場してくる男の人が、女性ならこんな男性がいたらいいな~と思ってしまうような
いい意味で少女漫画に出てくるような胸キュンものに描かれています。

読んでいて、すごくせつない…。 SideAでは泣いてしまいました。

こちらを男性が読んだら、また違った感想になりそうですが。

SideBでは、どこまでが現実(物語の中において)なのか?がわからず、それは読んだ人が自分なりに
それぞれ想像すれば良いのかな?と思いました。

次回もまた有川 浩氏の本を読む予定です。
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by yumiko873 | 2011-01-18 23:08 |

kagerou 齋藤智裕

KAGEROU

齋藤 智裕 / ポプラ社


パート仲間のNちゃんから貸して頂きました。

今、話題の本…。

すごく読みやすく、わかりやすい言葉で書かれています。

作風が、ドラマ向き、例えば「世にも奇妙な物語」に合いそうな感じで、
作者ご本人が自作自演するのでは?と思いました。

ポプラ大賞を受賞した事で、色々な事を言われていますが…
普通に出版しても、話題性があって売れたのでは?と感じます。

本を書くより、脚本を書いた方が面白いものが出来るような気がしました。
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by yumiko873 | 2011-01-11 23:36 |

重力ピエロ  伊坂 幸太郎

重力ピエロ

伊坂 幸太郎 / 新潮社



伊坂さんの本、初めて読みました。

とても人物描写が詳しく書かれてあり、登場人物が架空の人では無く、
実在しているかのように錯覚してしまいそうでした。

なので、描写が多い分、話の展開はゆっくりめ。

ラストが、ドラマのようなハッピーエンドの感が…

重くなってしまいそうな展開が、それによってカラッとした読後感になっています。
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by yumiko873 | 2011-01-10 23:30 |

阪急電車 有川 浩 著

阪急電車 (幻冬舎文庫)

有川 浩 / 幻冬舎


「阪急電車」 有川浩 著
学生時代は、関西で生活していたので懐かしさもあって こちら読んでみました。

題名の通り、舞台は阪急電車でのちょっとした出会いの物語です。

私が学生時代に阪急電車を利用していたのは、主に京都や大阪方面で
この舞台となる神戸方面の線はたまに乗る程度だったので、登場する駅の雰囲気もおぼろげでしたが
やっぱり聞き覚えのある駅名ばかりだったので懐かしかったです…

それぞれの駅毎に主役が異なるのですが、全くの個別の話になっている訳ではなく
時には脇役となって登場してちゃんとリンクされているので、阪急電車を通してさまざまの人の
大げさかもしれないですが、人生が交差する一つの物語となっていて、面白いです。

登場してくるカップルがどのカップルもすごく爽やかで可愛くって、ほっこり暖かい気持ちに。

今、ちょっとブルーだったり疲れている時に読むと癒されます。

また舞台が大阪、、大阪弁なのもこの物語にぴったり。

人情味溢れる感じです。 普段ならただの場所移動として乗っている電車ですが、こんな風にちょっとした
人との出会いがあったらいいな~そう思うと憂鬱な電車通勤も違ってくるかも?
って私は自家用通勤ですが。

中谷美紀さん主役で映画化、来年公開予定だそうで、中谷さんはどの役かな~?
おそらく冒頭に出てくるOLの役ではないかと にらんでいます。
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by yumiko873 | 2010-10-03 17:04 |

悪人 吉田修一著

悪人(上) (朝日文庫)

吉田 修一 / 朝日新聞出版


悪人(下) (朝日文庫)

吉田 修一 / 朝日新聞出版



今、公開中の映画「悪人」を読みました。

主役を妻夫木くんが演じていますが、どんな演技をするのか興味津々。

悪人が映画化されるなら自分が演じたいと言っていたそうですね。

この妻夫木くんと出会い系サイトで出会った女の子役の深津さんの逃避行、、
どうなるのかすごく気になり、更に後半は一気に読んでしまいました。

主人公がとってもピュアで優しく、そんな男の子がタイミング悪く人を殺してしまい、
刑事責任を負う事になってしまったけれど
この物語の中で登場してくる他の人達はどうなのか?世間で罰せられる罪は犯していないけれど
だからと言って悪人でないとは言えない、、
ちょっとしたこと、ひょんな事で悪人になってしまう、自分も含め そんな事と隣り合わせなのかなと思いました。

ラスト、主人公がとる行動が、せつなくて、また深津さんが語る最後の台詞が主人公の気持ちを無にしないために発していることなのか?それとも本心なのか?気になります。
私としては、本心であって欲しくないなぁと思います。

小説の舞台が九州なのですが、九州に行ってみたくなりました。本州は山口までしか行った事が無い私です。
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by yumiko873 | 2010-09-24 18:22 |

渡辺 淳一 あじさい日記

あじさい日記

渡辺 淳一 / 講談社



文庫本の新刊があったので読んでみました。

内容は夫の浮気に苦しむ妻の日記、、を夫が盗み見し、妻の秘密も知る
結婚生活の長い夫婦のあり方の一つがテーマになっています。

この妻の心中を吐露した日記が、、女性の感情を的確に表現していてすごいなぁと思いました。

また夫側の言い分も女性からすればそうなんだろうな~とうなずくばかりですが
やはりそれぞれ別の性、、男脳・女脳の違いを感じます。

小説の中で、一つの夫婦のあり方を提案していますが、そういう関係だと夫婦ともに縛られずいいのかもしれませんが
私としては、やっぱりお互いを見つめあっていたいなぁと思います。
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by yumiko873 | 2010-08-18 18:09 |

一瞬の光 白石一文

一瞬の光 (角川文庫)

白石 一文 / 角川書店



白石作品の長編ものです。

長編ものは初めて読みました。

また今回も「人を愛するということ」がテーマな内容です。

何が自分にとって一番大切なのか?に気付く事って容易ではないなぁと思いました。

読んでいて中盤まではものすごくもどかしかったですが、終盤うるうるになります。

自分の気持ちを犠牲にしてまで、相手の幸せを考えるって私には出来ない、そこまで想う人にまだ出会ってない?苦笑。

その出会いは来世まで持ち越しでしょうか^_^;

女性なら子に対して自己犠牲の気持ちはあるけれど、それも自分の分身みたいなものだからかな?

対他人となると、どうしてもエゴが出てしまいます。

やっぱり「愛するということ」は永遠のテーマです。
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by yumiko873 | 2010-08-04 17:07 |

告白 湊かなえ 

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

湊 かなえ / 双葉社



今、公開中の映画「告白」の原作本です。

先が知りたくて、どんどん読みたくなり、一気に読み終えてしまいました。

登場人物それぞれの語りで話しが進んでいくのですが、他愛ないエピソードも
話しの伏線になっていて、面白いです。

登場人物が皆、自分の視野でしか物事を考えてなくて、自己中なため事件が起こってしまい、、、

こんなに人間って自分の事しか考えない?自分のエゴの為に全く関係ない人が
悲しみや苦しみに巻き込まれるのは何も思わないの?と言いたくなってしまいます。

ラストが、その後どうなったの~?と気になります。

息子は映画を観たのですが、ラストが原作と違っていて、(監督が感じた「告白」に脚色されいて)
終わり方はその方がいいかなーと思いました。

息子は松たか子さん扮する先生に腹を立てていましたが、私はみんなそれぞれ
エゴだから悪いんじゃないの?と思うのですが、、感じる事は人それぞれですよね。

こうして本の内容について息子と意見交わせるようになったんだなーっと嬉しかったです。
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by yumiko873 | 2010-06-16 16:39 |

白石一文 不自由な心

不自由な心 (角川文庫)

白石 一文 / 角川書店


また白石さんの作品です。

表題作の他に4編入った作品集。

その中でうるってきたのが「夢の空」でした。

白石さんの作品で登場してくる男性って、女の敵じゃない?って思うのですが
その一方で力強くて、ぐいっと引っ張ってくれる男らしさみたいなものもあり
そういう所が惹かれる理由なのかなーと思います。

いつも白石さんの作品では、「人を愛することとは?」という事を考えさせられます。

後悔しないで、今そのときを自分の感じるままに生きていきたいなぁー
けれど100%それを通す事って難しいから、それを根底に軸にして行きたいなと思いました。
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by yumiko873 | 2010-06-10 17:03 |

どれくらいの愛情 白石一文

どれくらいの愛情 (文春文庫)

白石 一文 / 文藝春秋



また白石一文さんの本を読みました。

こちらは4作の短編集です。

その中で私が好きだったのは「20年後の私へ」と表題作の「どれくらいの愛情」です。

前者では、登場人物の男性が片思いの女性に対して向けた、
女性なら誰しもキューンとなってしまうような思いやりや行動がじーんっときて良かったです。

後者は、ラストの主人公の台詞が私としては待ってました!という内容だったので、
読後ハッピーな気持ちになれました。

白石さんの作品は、登場人物の発する言葉が人間の心理を追求したもので、それにより
自分に置き換えて色々と考えたり、自分では気付かなかった物事の捉え方で
新たな発見が出来るので好きなんです。

お次もまたまた白石作品を読んでいます…
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by yumiko873 | 2010-05-04 23:35 |